筆を使わずに全身を動かすことで体感でき、空間を使うことで平面の書道ではなく奥行きの動きを直感的に筆圧に変換しています。足腰肩手に神経を集中する必要があり書き手がダイナミックな姿勢になるよう誘導されます。書き手と観覧者にワクワクや親みを生み、公共の場でコミュニティーを生成します。自由に参加した多くの書き手の思いを”書”データに残し集め配置し、閲覧してもらいます。
筆ならではの緩急・とめ・はね・払いなどの動きが再現でき、過去展示した際、体験された方の多くは、細かい手の動きに気を配り集中して真剣に取り組まれておられました。(中には一度書いただけで額から汗をかいていた方も…)筆圧の太さを維持したり”とめ”で一呼吸おいたりする際、手の位置を固定しておく必要があります。筆で書く場合と違い、背伸びをしたり深く踏み込んだりと難しい体勢で手の位置を固定せざる終えない場合もあります。普段なら苦痛に感じ戻してしまうような体勢も、字を完成させるために無意識に続けてしまい、体力が必要になる場面もあります。
開催時間:11:00~15:00
開催場所:書院
AIR SHODOU
http://sharefl.jp/projects/airshodou/